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200416_健幸川柳「日記付け 健康予防 先ず一歩」

図1 睡眠時間と睡眠の質(by KURODA)

図2 体温の変化(by KURODA)


 新型コロナウィルスによる感染は先が見えないまま、感染者数としては10,000人に迫る勢いで拡大しています。長引きそうで数波にわたる危惧もあります。一人ひとりの三密防止・手指衛生、換気がとても大切ですね。一方では各種風評被害が出ており、気持ちを一つにした対策が功を奏していません。今正に、一人ひとりの行動変容が求められています。

なお、COVID19 感染症治療薬の開発は既承認の抗ウイルス薬等が臨床で試され、一部に有効性が確認されています。一方、ワクチンはじめいくつかの新薬開発も進められていますが承認までには時間がかかりそうです。このような状況だからこそ、一人ひとりが健康予防を心がけて学ぶ必要があります。一般に平時に行動変容を起こす人は3割も満たないと言われています。いまだからこそ、生活習慣を改める努力をしてみてはいかがでしょうか?

 規則正しい生活をこころがけ、就寝前や起床時に2~3行の日記を綴ったらどうでしょうか?日記をつけることが習慣化されると自身の行動の振り返りや日頃の体調管理も追加したくなるものです。血圧、体温、睡眠時間など日々モニタリングしながら、ご自身の体調変化のバロメータを管理することの大切さに気付かされます。更には、いつもにも無い体調変化が続くようであれば、相談できるかかりつけ医の必要性に気づきます。

 これからの社会は益々自己責任が求められると思います。そして自分の健康は自分で守りながら想定外の事象を減らしていくこと、そのためには日々の学習も大切です。今日からでも遅くありません、日記をつけてみてください。そして行動変容を起こしてください。

※関係資料サイト(リンク先)

      200412_新型インフルエンザ感染症拡大と行動変容