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240414_秩父の山々を巡る、妻と歩く一日

 久しぶりに訪れた秩父の山々は、山桜の美しさで私たちを迎え入れてくれました。妻と共に、吾野から始まる奥武蔵の尾根道を歩き始めたその瞬間、日々の煩わしさから解放され、自然と一体になった感覚が心地よかったです。

 午前9時前に西武鉄道の吾野駅に降り立ち、まず向かったのは、静寂と神聖さが漂う東郷神社。その後、子の権現へと足を進めました。神秘的なパワースポットのエネルギーを感じ取りました。次に目指した天目指峠は、壮大な景色が広がり、私たちの心を奪いました。当日の気温は25度を超え、厳しい日差しとアップダウンが日ごろの身体の痛みを開放してくれるような気がしました。

 そして、高畑山、古御岳と順に山を越えていき、伊豆ケ岳に向かいました。古御岳で昼食をとりました。851mの伊豆ケ岳から見下ろす景色は、まさに絶景で、私たちの息をのむほどでした。記念に写真を撮りました。

 伊豆ケ岳から正丸までの尾根道はほぼ下山のコースでした。正丸駅では、達成感とともに、一日を通して感じた自然の大きさと美しさを改めて実感しました。

  この一日は、ただ山を歩いただけではなく、自然と向き合い、日ごろの身体の痛みが心地よい筋肉痛によって解放されていることに気づかされました。そして妻と共有した時間すべてが、私たちにとって特別な思い出となりました。これからも、このような価値ある時間を大切に過ごしていきたいと思います。