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201130_【地域医療】フレイル予防月間(仮称)

写真1 研修の集合写真

写真2 ライトニングトーク


 2020年11月は久々に、目まぐるしい時間を過ごしました。初めての研修企画・運用、また府中市協働まつりへの参加等々。いずれの主題も「フレイル予防」です。私は、武蔵野健康管理士会に所属していますが、ここ2年間「フレイル予防」に取り組んでいます。健康管理士の皆さんの協力を頂いた研修では合計21時間と延べ80人の参加者を得て、リーダー用教科書作と人材育成プログラム作りに着手できました。府中市協働まつりでは、リモートによる参加が主でしたが、8つあるイベントのうち5つにエントリーして、実施しました。今回のお祭りはコロナ感染拡大により初めての試みでリモート開催だったので、事務局はとても大変だった思います。

 さて、お祭り参加の感触ですが、とても充実した結果だったと思います。

特に「ライトニングトーク」は110団体の中で13団体の参加しかなく、更に社会福祉関係の団体のエントリーが武蔵野健康管理士会だけだったことは差別化が図れたと思います。今回強調したのはフレイル予防の3本柱「社会・運動・栄養」に加えて家族・社会の絆の大切さです。

この取り組みは、文春文庫の「コロナ後の世界」でライフシフトの著者のリンダ・グラットンが「パンデミックが起きたとき生き延びるために重要なのは健康と家族や周囲の人との関係性である」と提言しています。昨年来、むさけんが提唱している「家族と一緒にフレイル予防」がくしくも、コロナ感染拡大によって実証された格好です。

 今後も、このような著名人の提言を糧にして積極的に活動を進めていきたいと思います。