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愛犬コロの終末期

愛犬「コロ」の旅支度(2年間の闘病記録)

 2018年9月24日0時45分 とてもかわいくて、そして私を成長させてくれた愛犬「コロ」が永眠しました。

 我が家に来て、16年間我が家の家族の一員として活躍してくれました。

この記録は、愛犬の最後の旅支度を通して人間の終末期にも応用できるのではないかと思い、散歩もままならなくなった愛犬の2年間を記録したものです。

 視力が落ちて、歩く距離が短くなり、皮膚が弱り日中良く寝て夜中動き回る。まさに人間の最期を連想させてくれました。そして、老いていく私たちに教訓の1つとして教えてくれました。

 私にとって、コロとの生活はかけがえのない16年間でした。

忙しいサリーマン時代の晩年、病欠せずに勤務できたのはコロのお陰でした。

ストレスがかかり続けていた自分にほっとした時間を与えてくれました。

そして、なまった身体に散歩という時間、さらにそれが発展してジョギングの習慣をプレゼントしてくれました。

 耳が聞こえなくなり、免疫能が弱くなり全身の掻痒、四肢の皮膚炎を発症、目が見えなくなったり首を垂れるようになったり、狭い場所をグルグル歩き回ったりと明らかに認知症の状態になった。

定年退職後の2018年4月からの日課の1つとして愛犬の全身拭きとマッサージを続けていました。 

心なしか、元気になっているような気がしました。 

 2018年4月は16歳の誕生日を迎え、その5か月後、苦しむことなく旅立ちました。

まさにヒトの「終末期の3つの下りステップ」のごとく滑り落ちました。

 

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