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200422_健幸川柳「読経で 己の弱さ 今日も知る」

 お釈迦様は無常というものを良く見つめよと教えたという。

 私が知り得るここ数十年の間、10年区切りで世界を揺るがす出来事が勃発している。

1989年ベルリンの壁の崩壊、1991年湾岸戦争勃発、2001年9.11同時多発テロ、2011年東日本大震災そして今年2020年の新コロナ感染症拡大と続いている。

 無常とははかないもの、もろいもの、弱いものという意味がある。

私はサラリーマン生活、剣道やマラソンを通して自分の強さ(おごり?)、相手の強さ、そして自分の弱さと対峙している。

 今のこの時、つくづく人間は弱いということを知らなければなるまい。はかなくてももろいからこそ、今のこの時を大事に一生懸命生きることが大切なのだろう。