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200427_【地域医療】健康サポート薬局の姿

 いつもの常備薬の処方箋を持って私が住む家の近くのマツキヨに行きました。

マツキヨは周知のとおり日本調剤と業務提携を断念してココカラファインと2021年10月に経営統合するとアナウンスしています。

20年第三四半期の有報を見ると経営統合後の売り上げは1兆円、化粧品の売り上は4000億円近くで、業界No1の売り上げ高を予定しているようです。

一方、調剤部門では「健康サポート薬局」の認可を受けた30店舗をベースに今後拡大していく予定であるとコメントしています。

 さて、本題に入りますがいつもの常備薬は長期収載品で、薬効的にも一般的なもので多くの方が処方されています。しかし、薬剤師の方から「在庫切れでいつ入荷するか分かりません」と言われ、その対処法の説明責任は果たしてくれませんでした。なんとなく「自分で判断してください」という薬剤師の方の態度でした。しかたなく引き返し、友人の薬局に連絡して在庫確認後薬剤をもらいました。事なきを得ました。

 薬局において欠品は致命的ではないでしょうか?あるいは欠品していたとしても患者さんに不安を煽るようなことがあってはならないことではないでしょうか?私の経験(一度知人の薬局で調剤補助業務を経験)では、会員同士で情報共有して不足した薬剤を譲り合って患者さんに届けた経験があります。

 ただ、私の場合は今月から国保に切り替わりました。従って薬局としては後発品への切り替えを望まれていたのでしょうか?

それにしても説明責を果たして頂けなかったので気になりました。

このような大型ドラッグストアは「健康サポート薬局」として厚労省も期待していると思いますが、地域に入り込んで住民の皆さんの気持ちをつかんでいくにこれからの道のりは険しいとと思いました。一方で、何とかしたいとも思いました。