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200802_健幸徒然草「人の縁 時間空いても 踊る心」

 いよいよ梅雨も明けてお盆の季節がやってきました。両親のことは勿論ですが、昔ご縁のあった方々の思い出がよみがえる季節でもありますね。

 昨日は20年前毎週日曜日、調剤補助業務でお世話になったことを思い出させてもらいました。埼玉県志木市で友人とランチをしました。

 駅で待ち合わせて、良く通った病院の横を通り抜けると、昔のまんまの「長崎亭」がありました。この店で、調剤を指導してもらった社長に良くご馳走になりました。店に入る前から心は踊っていました。

 店の中は、昔のまんま。長崎に原爆が落とされた1945年8月9日11時02分、ゼンマイ仕掛けの時計が所狭しと並んでいました。一緒に皿うどんを食べた社長は既に他界していますが、当時厨房で料理していた店主は元気でした。

 今の厨房は息子さんとお孫さんに譲っていましたが、今年84歳になった店主とおかみさんご夫婦で接客していました。本当にうれしくなりました。3時間近いランチも心が躍り、活力をもらいました。

 帰り際、娘さんがキャンサーNet Japanの理事をされていると聞かされ何かの縁を感じました。

「また、来ます」ご夫婦には元気でこの夏を越えて欲しいと思いました。