· 

210429_【地域医療】4月の目標は1勝1敗からスタート

 4月もすでにゴールデンウィークを迎えました。

4月は私にとっては新鮮な気持ちになって目標に向かってスタートが切れました。

・(勝)市民活動応援助成金交付(カルナの会)

・(負)「府中市市民協働推進委員」に応募しましたが不採用

私は、今、府中市の団体代表として活動しています。

上記の2つのイベントに応募しましたが、1勝1敗の戦績でした。

いずれのイベントに関係することですが、現在の市民活動に関する私見をまとめてみました。なお、この内容は先の府中市市民協働推進委員の応募の際提出したレポートです。

「府中市における市民協働の更なる推進に向けた私の考え」

 2020年、新型コロナウイルス感染症感染拡大によって混迷の時代を迎え、私達が対峙しないといけないリスクは「雇用と生活の危機」「若者の失望感の蔓延」「デジタル不平等」が挙げられます。製薬企業の経営に携わっていた私は1990年代の経済停滞の時代、企業の成長戦略として「選択と集中」を図りました。更に2000年代のグローバル競争に対しては、「業務改革とIT統合」、「グループ統合」、「信頼性保証体制の構築」を実行しました。いずれの時代も先人からの指針、「流汗吾道」「実証主義」「創造」を拠り所にリードしました。その後、定年を機に「健幸増進と地域社会活動」を目標にして現在に至っています。

 府中市の特徴は緑、教育・伝統・文化の支えあい、交通機関の利便性があげられます。伝統文化の再評価、あるいは地域への愛着は人口減少社会に向かう日本にとって、地域経済の活性化と住民サービスの向上には必須であって地域の持続可能性にもつながっていくといわれており、まさに府中市そのものです。

 さて、地域協働事業の連携は事業者、教育機関、行政等その関わり方、組み合わせ方も色々あり、またボランティアの形も様々です。従って、第6次府中市総合計画を踏まえ今後予想されるリスクを勘案して、協働事業の選択と集中を図り府中市市民協働推進会議(以下会議)がプロジェクト応援団としての役割を発揮することが望ましいと思います。そして複数プロジェクトを管理する仕組みを整備して透明性を図り、プロジェクト管理によってスキル・リソースを管理して次世代へ継承していく。更に戦略的公報活動を推進して市民に周知徹底していく流れを作ることが大切であると思います。

以上、会議の役割はリーダーシップと市民満足度の醸成にあると考えます。

参考資料

1)人生100年時代の国家戦略―小泉小委員会の500日 藤沢 烈【著】

2)LIFE SHIFT(ライフ・シフト)リンダ グラットン, アンドリュー スコット 他

3)人口減少社会という希望―コミュニティ経済の生成と地球倫理 広井 良典【著】

4)https://www.kenko-quessera3.com/

5)世界経済フォーラムの第16版「グローバル・リスク・レポート」

6)第6次府中市総合計画後期基本計画

7)人口減少社会を希望(広井良典)

8)府中市タウンミーティング動画(完全版)